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アニメの真髄☆京アニに見た!!

ささ様コメントありがとうございます。

今回は、リクエストに答えて、京都アニメーションについて感じている所を
書いて行こうかと思います。


自分が知っているのは、いくつかのオープニングとエンディング、
本編は7~8本くらい、後はいろいろな所での評判です。

なので、

京都アニメーションはこうだ!

という事は、あまり語れないはずなのですが、

しかし

数少ない中にも、動きの凄さの片鱗はしっかり見る事が出来ました。


まず、評判になった、ハルヒのダンスと、らき☆すたのオープニングですが、
人気が出るだけの事はある、動画として、たいへんな傑作だと思います。

ただ、凄く良い作品という事が前提ですが、
二つの作品を比べた場合、

ひとつ大きな差を感じています。


ハルヒのダンスは話題になっただけの事はあり、
丁寧に踊りが描かれています。



その動きは、リアルな動きを綺麗にトレースしようと頑張っている、
というように見えるのです。

実際の作業が、ちゃんとした踊りの素材から起こしたのか
参考資料を元に自分たちで考えて踊りを作画したのかは、知りませんが

リアルっぽい感じに見せる事に力が行き過ぎて、
動きが窮屈に見えるのです。

(しかし、リアルっぽく見せる事自体、たいへん技術のいる事ですし、根気のいる難しい作業です。
技量がないと上手く描けません。)


そこで、らき☆すたなのですが、
ハルヒで気になった部分が上手く 消化し、昇華され、
動きの部分で、アニメーション本来の魅力だと考えている、

見得を切る動きになっていたのです。

それは、動きのデフォルメと省略をする事で

生理的に気持ちの良い動きを創りだす事です。



例えばですが、実写の動きをそのままアニメーションに起こした場合、
(全てとは言いませんが)
物によって、実写より動きが重く、間だるい感じになります。

どんな時かは、いろいろ条件があるので、詳しくは書き切れませんが、
早く細かい動きがそうなりやすいです。



早く細かい動きの時は、動きの中のを少し抜いたり

(例。5枚の動画があった時、3枚目の動画を抜いて
2枚目から4枚目に動きを飛ばす、省略する。秒数も少し短くする)

動きの軌道を実写より、ほんの少し単純にしたりして、
(もちろん、これ以外にもいろいろテクニックはありますが)

動きが「スカッ!」と抜ける感じに、微妙ですが調整する事、
上手くさじ加減をする事で、
動きが数段良くなり、決まれば

ゾクゾクするような、気持ちの良い
動きになるのです。


デフォルメと省略は、動きの内容によって、極端にやったり

アクセント程度に、ほんの少しだけやってみるなど

意識してやるのは、大変難しいのですが

これが、分るようになると、アニメーションの面白さから
抜け出せないくらい面白くなります。

そして、これを使いこなすには、抜群のセンスが必要です。


このセンスという物は訓練すれば、かならず、
何とかなるという物ではないので、

らき☆すたOPを描かれた方々は

(もしかすると、最終的にキーになるアニメーター
動きを調節しているのかもしれませんが、内情は知りませんので)

かなりの技量とセンスを持っていると思います。

京アニの現状は、何も知らないので、作品からの想像ですが

ハルヒを描かれた方々と同じスタッフだとしたら
ハルヒをやった事によって何か掴む物があったのかもしれませんね。


あるいは、使い分けていたとも考えられなくもないですが、
ハルヒは、見た人に踊ってもらうという目的が、始めから
あったのかもしれませんし。

そうだとしても、窮屈に感じないよう
気持ちよく見えるように出来なかった時点で、
らき☆すたOPの方が、完成度が高いと自分は感じてます。

あくまで、私の考えですが。

とはいえ、2作品とも、傑作である事にはまちがいありません。

更に言えば、動画としての、らき☆すたOPは傑作中の傑作だと思います。
(本編の話との関係や作品テーマなど、
どのように反映されているのか知りませんなで、
動画としての判断しか出来ませんです)



さて、次回ですが、テレビ本編の方も書こうかとは思うのですが、
今回コレだけ書いても、
見た人が、あまりおもしろくないと思っているのだと寂しいので、

テレビ本編に対する考えを見たいと思う方は、
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数が少ないようなら、別の話題にしますね。

リアクションがあると、アホなので
喜んで、あれこれ書きまくります。

追記
せっかく、ネットで双方向にコミュニケーションが取れるので、

ただ見るだけでなく、
簡単なコメントや、拍手ならボタンを押すだけで、名前を書く事もなく、
自分の気持ちを相手に反映させる事が出来て、
今まで以上に楽しくなりますよ!

繋がるって楽しいですよ!
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テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

tag : アニメ アニメーター 作画 イラスト 動画 らき☆すた ハルヒ 京アニ

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おお、ありがとうございます!
まさかこんなに語ってもらえるとは。
いや面白いですよ!本編についても是非お願いしたいです。
拍手させていただきました(笑

No title

こちらのブログでお世話になっています!
赤堀さんはアニメーションの先輩として、毎度日記おもしろく勉強に読ませていただいております。確かに言われてみればハルヒとらきすたのOP作画、違いますね!そのアニメーションの面白さから抜け出せなくなるという状況に是非なってみたいです!!

初めましてw

初めてコメ書かさせてもらってマスw

ワシは30年以上アニメを見てきて~『日本の文化』『ジャパニメーション』…とまで言われてきたアニメですが…最近のアニメはいま一つ勢い…てか~伸び悩み…みたいな停滞状態に入っている様に思われる…と思う(ワシ的に)のですが、実際に現場で働いてイル方からは~現在のアニメ業界の展望…てか~未来は見えてイルのでしょうか?

最近のアニメは…現実に忠実…てか~暗かったり、逆に非現実をあたかも現実風味な作風…ま、まぁ~原作の問題もあるのでしょうし、制作からして原作アリキな考え方でしょうしw
仕方のないコトとは思いますが。

3DCGを使用したり~リアルな背景、“ナニもアニメではなくて~実写でやれば…”等と思うし、逆に今現在、まるでアニメの様な実写作品さえ横行している~『アニメ・実写の逆転現象(ワシ的表現w)』の内で~日本のアニメは更に3DCG化(現在のピクサーみたい)になって行くのでしようか?

急に難しい質問になって大変失礼とはおもいましたが…ココ10年程このコトを考えていて~コノ4,5年は特にソノ事を強く思うので…何方かにご質問したいと、思っていたモノで…w

ご迷惑と思われたら~削除お願い致します。

No title

>動きが窮屈に見えるのです
素人の高校生があまり練習もせずに踊ったという感じを
出すためにヤマカンがあえてやってるのだと思います。よく
見るとキョンとかのリズムが若干ずれたりといった小技も。
プロのダンサーが付いたという設定のかんなぎのオープニング
はそれはもう見事な見得切ってます。
プロフィール
アニメーターしてます。

赤堀重雄

Author:赤堀重雄
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